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四字熟語

옥상별빛 2013. 2. 3. 10:43

 

暗闘反目(あんとうはんもく: 互いに敵意を表面に現さないで争うこと。ひそかににらみあうこと。

暗渡陳倉(あんとちんそう): 策略をもって相手を迷わせること。転じて男女が密かに通じあうたとえ。

安如泰山(あんにょたいざん): 泰山のように微動だにしない安定したさまをいう。

安寧秩序(あんねいちつじょ): 世の中が平穏で公共の安全や社会の秩序が保たれていること。やすらかな状態。

安穏無事(あんのんぶじ): 穏やかで、事件や事故などがないこと。

按部就班(あんぶしゅうはん) : 文章の構成に応じて語句を選択して使用すること。順序を追って実行する。

安分守己(あんぶんしゅき): おとなしくして自分の仕事をして己の分際、本分を守る生き方のこと。

按兵不動(あんぺいふどう): 兵隊をじっとおさえて進めない。しばらく様子を見て機を待つこと。

安歩当車(あんぽとうしゃ): 貧乏に安んじて我慢するたとえ。誰でも歩くよりは車に乗るほうがいい。しかし、買えるほど財産がないから車のかわりにのんびり歩こうということ。

安楽浄土(あんらくじょうど): 現実の世界のような苦悩はなく、一切の心配やけがれなどもなく、安心して楽しく生活できる清浄な国土。

慇懃無礼(いんぎんぶれい): 言葉や物腰が丁寧すぎて、かえって礼儀にはずれていること。丁寧な態度に反して尊大。

咽喉之地(いんこうのち): 戦略的に見て、国の一番重要な土地をいう。

因循姑息(いんじゅんこそく): 古い習慣にしたがって改めず、また、一時しのぎに間に合わせのやりかたをすること。また、消極的でぐずぐず迷っている様子。

因循守旧(いんじゅんしゅきゅう): 旧習を守って改めようとしないこと。しきたりどおりにして改めない。

因小失大(いんしょうしつだい): 目先の小利をむさぼって大利を失う。

隠姓埋名(いんせいまいめい): 姓名を隠し、偽名を使って世渡りすること。また、改名したりして他郷に逃亡するたとえ。

隠徳陽報(いんとくようほう): 人知れず善行を積めば、必ずよい報いとなって現れてくるという意味。

隠忍自重(いんにんじちょう): 我慢して軽々しい行動をしないこと。よくいえば慎重、悪くいえば引っ込み思案。

陰謀詭計(いんぼうきけい): 密かにたくらむ悪だくみと人をあざむく計略策謀。

引喩失義(いんゆしつぎ): つまらない前例やたとえを引いて正しい本来の意義を見失うこと。

慇懃無礼(いんぎんぶれい): 言葉や物腰が丁寧すぎて、かえって礼儀にはずれていること。丁寧な態度に反して尊大。

咽喉之地(いんこうのち): 戦略的に見て、国の一番重要な土地をいう。

因循姑息(いんじゅんこそく): 古い習慣にしたがって改めず、また、一時しのぎに間に合わせのやりかたをすること。また、消極的でぐずぐず迷っている様子。

引喩失義(いんゆしつぎ): つまらない前例やたとえを引いて正しい本来の意義を見失うこと。

雲散霧消(うんさんむしょう): 雲心の中に溜まっていたわだかまりや悩みが消えて、さっぱりした気持ちになる意味にも使う。

雲集霧散(うんしゅうむさん: 人々が集合と解散を繰り返すことをいう。

雲壌月鼈(うんじょうげつべつ): 雲と大地、月とすっぽん。大きく相違していることのたとえ。

雲壌懸隔(うんじょうけんかく): 雲と大地のように、大きくかけ離れていること。

雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん): 雲がわきあがり、龍がそれに乗って不思議な働きをする。英雄・豪傑が機会を得て世に出て、活躍するたとえ。

雲心月性(うんしんげっせい): 無私無欲の例え。物にとらわれない雲のような心と、澄みきった月のような本性。名誉や利益を求めることなく超然としていること。

雲水行脚(うんすいあんぎゃ): 僧が所を定めず、各地を歩きまわること。

雲水不住(うんすいふじゅう): 雲や水のように、一か所に住みとどまらないこと。

雲中白鶴(うんちゅうはっかく): 雲間を優美な姿で飛翔する白鶴のイメージから、品性の優れた高尚な人物、婦人をさす言葉。

雲泥万里(うんでいばんり): 天と地が遠く隔たっているほどに、二つのものの差が大きいこと。極端に違うもののたとえ。

偃武修文(えんぶしゅうぶん): 武器を伏せて戦いをやめ、文徳によって平和な世の中を築くこと。

婉娩聴従(えんべんちょうじゅう): 言葉や態度がしとやかで優しく、人の言うことに逆らわず素直に従うさま。

縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ): 誤った手段では目的が達成できない。不可能なたとえ。

円木警枕(えんぼくけいちん): 勉強(学問)に一所懸命励むこと。苦学すること。

円満解決(えんまんかいけつ): 事件が穏やかに解決すること。

円満具足(えんまんぐそく): 充分に満ち足りて不足のないこと。転じて人柄に欠点がなく温厚な様子を言う。

延命息災(えんめいそくさい): 寿命を延ばし、災いを除くこと。

円融滑脱(えんゆうかつだつ): 何事も思うままで、角立たないこと。物事にこだわらず、そつなくこなすようす。

遠慮会釈(えんりょえしゃく): 相手に対する思いやりのこと。他人に対して態度を慎みその心を思いやること。

遠慮近憂(えんりょきんゆう): よく先のことまで考えて行動しないと、必ず急な心配事が起こって苦しむことになるという孔子の言葉。行き当たりばったりの行動を慎しみなさいということ。

厭離穢土(おんりえど): 煩悩に汚れた、悪の多いこの世を嫌い、離れてしまうこと。

怨霊怪異(おんりょうかいい): 怨みを抱いて死んだ者の霊が、それをはらそうとして引き起こす怪奇な現象。また、その霊が化け物となったものをいう。

温良恭倹(おんりょうきょうけん): 温和でやさしくおだやかに、人をうやまってつつましく接すること。

温良貞淑(おんりょうていしゅく): 穏やかで素直で、操を正しく守り、しとやかなこと。

温良篤厚(おんりょうとっこう): 穏やかで素直で、人情の厚いこと。

温良優順(おんりょうゆうじゅん): 穏やかで素直で、優しく従順なこと。

温和勤勉(おんわきんべん): 穏やかで優しく、何事にもよく勤め励むこと。

温和丁寧(おんわていねい): 穏やかで優しく、心が行き届いていること。

温和篤厚(おんわとっこう): 穏やかで人と争わず、人情の厚いこと。

温和怜悧(おんわれいり): 穏やかで優しく、賢いこと。

 

奸佞邪知(かんねいじゃち): 心がねじけていて、悪知恵を働かせて上手にこびへつらうこと。また、その人。

汗馬刀槍(かんばとうそう): 戦場において、馬に汗をかかせて骨を折り、刀ややりを使って戦い、戦功をたてること。

玩物喪志(がんぶつそうし): 珍奇なものや、目先の楽しみに熱中して、大切な志を失うこと。

感孚風動(かんぷふうどう): 人の心を感動させ、感化すること。

感奮興起(かんぷんこうき): 心に感じて発奮すること。

頑迷固陋(がんめいころう): 頑固で物事の正しい判断ができない。考え方が柔軟でなく道理に暗いこと。

簡明率直(かんめいそっちょく): 飾りけがなく、簡潔でわかりやすいこと。

頑冥不霊(がんめいふれい): 頑固で道理がわからず、頭の働きが鈍いこと。

冠履転倒(かんりてんとう): かんむりとくつが、その置き場所を換えること。立場や価値などの、上下の位置が転倒することのたとえ。

閑話休題(かんわきゅうだい): むだばなしや前置きを打ち切って、話の本題に入ること。

錦心繍口(きんしんしゅうこう): 美しい心情と美しい言葉。詩や文章に才能を発揮する人。

金声玉振(きんせいぎょくしん): 才知と人徳とが見事に調和していること。素晴らしい人格に大成することのたとえ。

金泥精描(きんでいせいびょう): 金の顔料を用いて、くわしく細やかに絵を描くこと。

金殿玉楼(きんでんぎょくろう): 黄金や宝石で飾った美しくきらびやかな御殿。豪華な建物。

勤王攘夷(きんのうじょうい): 天皇を尊び、外異を撃ち払って入国させないこと。

勤王討幕(きんのうとうばく): 天皇を尊び、幕府を打ち倒すこと。

金波銀波(きんぱぎんぱ): 月光に照り映えて金色や銀色に見える波。また、落日に照り映える光。

僅有絶無(きんゆうぜつむ): ほとんどないこと。

金襴緞子(きんらんどんす): ぜいたくで高価な美しい織物。

銀鱗躍動(ぎんりんやくどう): 魚がうろこを銀色に耀かせて生き生きと泳ぎ回ることから、勢いよく活動することのたとえ。

君子豹変(くんしひょうへん: よい意味と悪い意味とがあり、よい意味では、君子は過ちに気づくとすぐに改め、自らを向上させるということ。悪い意味では、まるで節操がなく、主張や態度がころころと変わること。

君子不器(くんしふき): 立派な人間は、ひと通りの使い道しかない器具のようではなく、単に一方面の技能に秀でるだけでなく、全人格的な修養をすべきであるという教え。

葷酒山門(くんしゅさんもん): 生臭いものを食べ、酒気を帯びた者は、寺の境内に入ってはならないということ。

君辱臣死(くんじょくしんし): 君主が屈辱を受ければ、臣下たるもの命を投げ出してその恨みを晴らす。「忠臣蔵」のようなこと。

君側之悪(くんそくのあく): 君主のそばにいる悪人。悪だくみを抱く側近の家来をいう。

薫陶成性(くんとうせいせい): すぐれた人間を作ること。

群分類聚(ぐんぶんるいじゅう: 異なるものを分けて、同類のものを集めること。大別分類、整理淘汰という意味。

群盲評象(ぐんもうひょうぞう): 凡人が大人物や大事業を批評しても、その一部分だけにとどまって、全体の把握、理解ができないということ。

群雄割拠(ぐんゆうかっきょ): 多くの実力者が各地でそれぞれに勢力をふるい、対立しあうこと。戦国時代に多くの英雄が各地に本拠を構え、対立していたことからいう。

群竜無首(ぐんりゅうむしゅ): 多くの竜がいても、頭目の竜がいない。指導者を欠き、物事がうまく運ばないたとえ。

犬馬之年(けんばのとし): 自分の年齢を卑下して言う言葉。なすこともなく、いたずらに齢を重ねること。馬鈴のこと。

犬馬之養(けんばのよう): 親をただ養うだけで、敬老の心が欠けている孝養。父母に対し、犬や馬を飼うようにただ食べさせるだけで敬愛の気持ち、思いやりのないさまをいう。

犬馬之労(けんばのろう): 犬や馬程度の働き。主人や他人のために力を尽くして奔走することを謙遜していう語。

見微知著(けんびちちょ): 芽生えを見て、全体の姿をつかむ。ちょっとした手掛かり、ヒントから全体の方向や本質を見抜くこと。

見風使舵(けんぷうしだ): 風向きを見ながら舵を取る。情勢をうかがって態度を決めるやり方。日和見主義。

源平藤橘(げんぺいとうきつ): 奈良時代以来、その一門が繁栄して名高かった四姓氏。源氏・平氏・藤原氏・橘氏の称。

権謀術数(けんぼうじゅっすう: さまざまな計略をめぐらすこと。人をあざむくためのたくらみ、はかりごと。

見縫挿針(けんほうそうしん): すき間を見たら針をさす。ほんの少しの時間、空間を無駄にしないことのたとえ。

顕密諸宗(けんみつしょしゅう): 顕教と密教の一切の仏教・宗旨をいう。

見毛相馬(けんもうそうば): 外見だけで良否を決めること。転じて、表面だけ見て判断するのは間違いが多いというたとえ。

孤立無援(こりつむえん): ひとりぼっちで誰の助けもないこと。

五里霧中(ごりむちゅう): 霧が深くて方角がわからないように、物事の手がかりがつかめず困惑している状態のたとえ。

困苦欠乏(こんくけつぼう): 物資の不足などからくる困難な状況に苦しむこと。

欣求浄土(ごんぐじょうど): 極楽浄土に往生することを願い求めること。

剛不壊(こんごうふえ): 非常に堅く、決してこわれないこと。志をかたく守って変えないことのたとえ。

言語道断(ごんごどうだん): 言葉には言い表せないほど程度がはなはだしく悪いこと。

今是昨非(こんぜさくひ): 過去のあやまちを今はじめて悟ること。今になって過去の誤りに気付くこと。これまでのあやまちを後悔していう。

渾然一体(こんぜんいったい): 別々のもの、いくつかの物が溶け合って一体となっているさま。

蒟蒻問答(こんにゃくもんどう): とんちんかんな会話。意味をなさない話のやりとり。

金輪奈落(こんりんならく): 地下の最も深い所の意から、物事のきわまる所、極限をいう。どこまでも、絶対に。

 

残忍非道(ざんにんひどう): 道理や人情に背き、むごいうこと。

残忍冷酷(ざんにんれいこく): 情愛が薄くむごいこと。

残念至極(ざんねんしごく): これ以上ないほど心残りなこと。

三拝九拝(さんぱいきゅうはい): 何度も頭を下げて人に敬意を表したり、物事を頼んだりすること。

残杯冷炙(ざんぱいれいしゃ): 飲み残しの酒と冷えた肉。ひどい待遇をされて、恥辱をうけることのたとえ。

三百代言(さんびゃくだいげん): もと、資格を持たない代議人(弁護士の元の呼び名)を軽蔑して呼んだ言い方。相手を言いくるめてしまうこと。

賛否両論(さんぴりょうろん): 賛成意見と反対意見が対立すること。

三位一体(さんいったい): 別々の三つのものがしっかりと結びつくこと。三者が心を合わせること。

 三面六臂(さんめんろっぴ): 顔が3つで腕が6本あることから、転じて、一人で何人分もはたらくこと。

山容水態(さんようすいたい): 山水の景色。

心頭滅却(しんとうめっきゃく): 心の中の雑念を消し去ること。無念、無想の意。

審念熟慮(しんねんじゅくりょ): 自分の思いを明らかにするため、念を入れてよく考えること。

深謀遠慮(しんぼうえんりょ): 将来のことまでよく考え、計画をたてること。また、そのようなはかりごと。

人面獣心(じんめんじゅうしん): 人の顔をしていながら心は獣同然であること。人情のない無慈悲な者をいう。

森羅万象(しんらばんしょう): 天地の間に存在するすべての事物・現象

翠帳紅閨(すいちょうこうけい): 翡翠(かわせみ)の羽で飾った帳(とばり)と紅色の寝室。美しく飾った貴婦人の寝室のこと。

垂直思考(すいちょくしこう): 既成の概念の中だけで、考えをめぐらすこと。

水天髣髴(すいてんほうふつ): 遠い沖の水面と空とがひとつづきになって、水平線の見分けがつきにくいこと。

水平思考(すいへいしこう): 既成の概念にとらわれることなく、自由な角度から考えをめぐらすこと。

酔歩蹣跚(すいほまんさん): 酔ってふらふら歩くこと。酔った足取りのおぼつかない様子。

衰老病死(すいろうびょうし): 年老いて体力が衰えることと、病気で死ぬこと。

頭寒足熱(ずかんそくねつ): 頭をすずしくし、足を暖かくすること。

杜撰脱漏(ずさんだつろう): 物事のやり方が粗雑で、誤りや手抜かりが多いこと。

頭脳明晰(ずのうめいせき): 頭の働きがすぐれていること。才知の明らかなこと。

寸進尺退(すんしんしゃくたい): わずかに進んで大きく退くこと。得るものは少なく、失うものが多いことのたとえ。

千編一律(せんぺんいちりつ): どれもこれも変わりばえがなく、面白みがないこと。みな同じ調子。千篇一律。

千変万化(せんぺんばんか): いろいろさまざまに変わること。変化がきわまりないこと。

羨望嫉妬(せんぼうしっと): うらやんでねたむこと。

千万無量(せんまんむりょう): 数が多くて数えきれないこと。計り知れないこと。

先憂後楽(せんゆうこうらく): 優れた為政者は心配事については世の人がまだ気付かないうちからそれを心にとめていろいろ処置をし、楽しみは世の人の楽しむのを見届けたあとに楽しむ。

先用後利(せんようこうり): 先に使ってもらい、後でその分の代金を受け取って利益をうること。

千里同風(せんりどうふう: 天下太平で、平和であること。

 千慮一失(せんりょいっしつ): いかなる賢者でも、多くの考えの中にはひとつくらい誤りがあるということ。どんなに考慮したつもりでも、思いがけない失敗があること。

全力投球(ぜんりょくとうきゅう): 力いっぱい投球すること。転じて、全力で物事に取り組むこと。

善隣友好(ぜんりんゆうこう): 隣り合った同士が、友好関係を結ぶこと。

即決即断(そっけつそくだん): 時機・チャンスを逃さず、即座に決断を下すこと。

率先躬行(そっせんきゅうこう): 人より先に自分からすすんで実行すること。

率先垂範(そっせんすいはん): 自分がすすんで手本を示す。模範を見せること。

率先励行(そっせんれいこう): 人に先立ってはげみ行うこと。

粗鹵迂遠(そろうえん): 粗末で役に立たないこと。

粗鹵狭隘(そろきょうあい): 粗末で狭苦しいこと。

尊尚親愛(そんしょうしんあい): 尊敬し、親しみ愛すること。

樽俎折衝(そんそせっしょう): 宴会でなごやかに交渉をすすめ、武力を用いずに相手をくじくこと。交渉上のかけひき。

尊大不遜(そんだいふそん): おごり高ぶり、へりくだらないこと。

尊皇攘夷(そんのうじょうい): 王室を尊び、異民族を打ち払うこと。

 

湛然不動(たんぜんふどう): 静かに落ち着いて揺るがないこと。

湛然無極(たんぜんむきょく): この上なく静かで安らかなこと。

嘆息嗟嘆(たんそくさたん): ため息をついてひどく嘆くこと。

男尊女卑(だんそんじょひ): 昔、社会の慣習上、男性を尊び、女性を男性より低く見たこと。

胆大心小(たんだいしんしょう): 大胆で、しかも細心の注意を払うこと。細心にして大胆。

丹沢山塊(たんたくさんかい): 山系または山脈から分かれて孤立した山の一団。

単刀直入(たんとうちょくにゅう): 前置きや挨拶を抜きにして、直接本題に入り、核心をつくこと。

単樸浅近(たんぼくせんきん): 単純で素朴すぎて、あさはかで俗っぽいこと。

短慮軽率(たんりょけいそつ): 考えがあさはかで、行動が軽はずみなこと。

談論風発(だんろんふうはつ): 盛んに話し合ったり論じたりすること。次々に議論が続出するさま。

佇立瞑目(ちょりつめいもく): 目をつぶって、長い間立ちつくすこと。また、深い悲しみのために、目を閉じたままたたずむこと。

治乱興亡(ちらんこうぼう): 世の中がよく治まることと、乱れること。盛んになることと、滅びること。

沈毅雄武(ちんきゆうぶ): 気性が落ち着いていて強く、勇敢であること。

沈魚落雁(ちんぎょらくがん): 魚や鳥も恥じてかくれるほどの美貌を持った、容姿の美しい女性を形容する語。

沈思黙考(ちんしもっこう): 思いに沈み、黙って深く考えこむこと。思案にふけること。

沈着大胆(ちんちゃくだいたん): 腹のすわった性格。

沈着冷静(ちんちゃくれいせい): 落ち着いていて、動じないこと。

沈痛慷慨(ちんつうこうがい): 深く心に悲しみ、いきどおり嘆くこと。

珍味佳肴(ちんみかこう): 珍しい食べ物とよい酒の肴。たいそうな御馳走をいう。珍膳。

沈黙寡言(ちんもくかげん): 落ち着いていて、口数の少ないこと。

追根究底(ついこんきゅうてい): 事の本質・真相を徹底的に究明すること。根底を追及する。

追善供養(ついぜんくよう): 死者の年忌などに法事を営み、故人の善行を供養すること。

痛快無比(つうかいむひ): このうえなく胸がすうっとするように、愉快になること。

通暁暢達(つうぎょうちょうたつ): ある物事について詳しく知っていて、文章や言葉などがのびのびしていること。

通功易事(つうこうえきじ): 品物を互いに流通させて、分業の成果を上げること。

痛定思痛(つうていしつう): 痛みがおさまってから、その痛みを振り返える。失敗を反省し、今後に備える。

痛烈無比(つうれつむひ): 比べるものがないほど、きわめて激しいこと。

九十九髪(つくもがみ): 老女の白髪。百から一を引くと「白」で白髪。次百(つぐもも)の略が九十九(つくも)となった。

津津浦浦(つつうらうら): いたるところの港や海岸。全国くまなくいたる所という意味。津々浦々。

九十九折(つづらおり): ツヅラのつるのように、山道などがはなはだしく曲がりくねっていること。

輾転反側(てんてんはんそく): 度々寝返りを打つさま。思い悩んで眠れないことのたとえ。

天然自然(てんねんしぜん): あるがままに、人の手が加わらないで存在する状態。

天罰覿面(てんばつてきめん): 天の下す罰がたちどころに現れること。悪事のむくいが自然に与えられること。

田夫野人(でんぷやじん): いなかもの。教養、良識に欠ける人をさげすんでいう。無風流な人。

天変地異(てんぺんちい): 天上界に現われる異変と、地上に起こる異変。天地自然の中で起こる異変・災害。

転迷開悟(てんめいかいご): 迷いを転じて悟りを開くこと。

天網恢恢(てんもうかいかい): 天の網は大きすぎて目があらいようだが、物をすくい漏らすことはない。悪事をすれば必ず天罰を受ける意。

天佑神助(てんゆうしんじょ): 天の助け、神の加護。思いがけない偶然によって助かることのたとえ。

天理人道(てんりじんどう): 自然の道理と、人として行うべき正しい道。世の中で正しいとされる物事。

天理人情(てんりにんじょう): 天の道理と、人の心。世の中で正しいとされるものごとや、人に受け入れられたりするものごと。

独立不羈(どくりつふき): 他から何の束縛も受けないこと。何の制約も受けることなく、みずからの考えに従って事を行うこと。

独立不撓(どくりつふとう): 他人を頼ることなく、自分の力だけでやり抜くこと。

土豪劣紳(どごうれっしん): 横暴な土地のならず者のこと。「土豪」は、その土地で勢力のある豪族。「劣紳」は、農民を搾取した地主・資産家の蔑称で、卑劣不正な紳士の意。

徒手空拳(としゅくうけん): 手に何も持たないこと。事を始めるのに資金や地位などがまったくなく、自分の力だけが頼りであること。

屠所之羊(としょのひつじ): 死期を間近にひかえた人の形容。

土崩瓦解(どほうがかい): 土がくずれ瓦が崩れ落ちる。物事が崩れて手のつけようがないこと。

怒髪衝天(どはつしょうてん): 髪の毛が逆立つほど、激しく怒るさま。

図南鵬翼(となんほうよく): 大志を抱いて大事業を計画すること。「図南」は南方に向かって飛び立とうとする意。「鵬翼」は大きな鳥の翼。よって大きな鳥が南方にはばたくこと。

塗炭之苦(とたんのくるしみ): 泥にまみれ、炭火で焼かれるような、ひどい苦痛のこと。

呑舟乃魚(どんしゅうのうお): 舟を丸呑みにするほどの大魚。善・悪ともに大人物のたとえ。

難行苦行(なんぎょうくぎょう): 辛く苦しい修行。転じて、非常な困難の中で苦労をすること。

難兄難弟(なんけいなんてい): どちらがすぐれているか区別がつかない。優劣の判断がつきにくいさま。

難攻不落(なんこうふらく): 攻撃が難しく、なかなか陥落しない状況のこと。

南洽北暢(なんこうほくちょう): 王や皇帝の恩恵と威徳が、隅々まで行き渡ること。

南船北馬(なんせんほくば): 南の地は船で行き、北の地は馬で行く。所々方々をたえず旅していること。

難透難徹(なんとうなんてつ): やり遂げることが困難であること。

南都北嶺(なんとほくれい)意 味: 奈良の寺々と比叡山。

南蛮鴃舌(なんばんげきぜつ): やかましいだけで意味の通じない言葉。外国人の、意味の通じない言葉を卑しめていう。

南蛮渡来(なんばんとらい): 昔、ポルトガル人やスペイン人などが、東南アジアを経由して海を渡って日本にやって来て、さまざまなものをもたらしたこと。また、彼らがもたらした異国風の珍しい品物や文化。

南蛮北狄(なんばんほくてき): 南方の異民族と、北方の異民族。

如意宝珠(にょいほうじゅ): 意のごとく願望を成就させてくれるという宝珠。

如是我聞(にょぜがもん): 「このように私は聞いた」という意味。

如実知見(にょじつちけん): 仏語。現実をありのままに見抜くこと。

女人禁制(にょにんきんぜい): 宗教修行の地域・霊場などへの女性の立ち入りを禁止する風習。

如法暗夜(にょほうあんや): 全くのやみよ。まっくらやみ。

二律背反(にりつはいはん): 二つの原理または命題が互いにくいちがうこと。

二六時中(にろくじちゅう): 一日中。しじゅう。いつも。

人情風俗(にんじょうふうぞく): 人の感情と社会のならわし。

人相風体(にんそうふうてい): 人の顔つきと見なり。

忍之一字(にんのいちじ): 物事を成し遂げるには、忍耐がいちばん大切だということ。

盗人上戸(ぬすびとじょうご): 甘い物、お酒のどちらもいける「両刀使い」のこと。いくら酒を飲んでもケロリとしていて顔に出ない人のことも指す。

佞悪醜穢(ねいあくしゅうわい): 心が曲がって性質が悪く、醜く汚らわしいこと。

佞言似忠(ねいげんじちゅう): 媚びへつらう言葉は、誠実な真心に似ているもの。佞言はおべっか、へつらう言葉。

熱願冷諦(ねつがんれいてい): 求める時には熱心に願望し、かなわぬ時には冷静にさらりと諦めること。

熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん): 厳しく情熱を傾け、妥協を許さない厳しさを持つこと。

拈華微笑(ねんげみしょう): 言葉を使わずお互いが理解しあうこと。心から心へ伝わる微妙な境地・感覚のたとえ。

年功序列(ねんこうじょれつ): 年齢や勤続年数が増すにしたがって、地位や給料が上がること。また、そうした体系。

燃犀之明(ねんさいのめい): 見識があること。物事を明確に見抜くことのたとえ。

年中行事(ねんちゅうぎょうじ): 毎年、一定の時期に決まって行われる儀式や催し。初め、宮中の公事を指したが、のち、民間の行事・祭事も指すようになった。

年年歳歳(ねんねんさいさい): 毎年、年ごとに。来る年も来る年も。年々歳々。

燃眉之急(ねんびのきゅう): 眉が焦げるほどの火急の時。差し迫った急場の情勢。焦眉之急。

能工巧匠(のうこうこうしょう): 技能に優れた大工、腕の良い職人。現代風にいうと、優秀なアーチスト、デザイナー、エンジニアなどのこと。

能事畢矣(のうじおわれり): 成し遂げなければならないことは、すべてやり尽くした、の意。

嚢中之錐(のうちゅうのきり): 才能のある人は、大勢の中にいてもすぐに才能を発揮して目立つようになること。嚢中の錐。

述而不作(のべてつくらず): 先賢の説を受け継いで述べ伝えるだけで、しいて自分の新説を立てようとしない。